「駅のアナウンスで、数字を聞き取るのが難しい、、、」N3-N2

Japanese learning podcast (by Japanese Nihongo Sensei) - Un pódcast de Japanese Nihongo Sensei

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*This episode is designed for very advanced learners, like N3-N2 level. これは上級者へのポッドキャストです。* こんにちは。元気ですか? 学習者の人から質問をもらいました。「数字を覚えるのがちょっと難しい、日本語で数字を覚えるのが難しい」という質問です。なので、私が思っている考え、アイデアを簡単に説明したいと思います。 まず1点目。外国語で数字を聞くのは結構難しいんです。1、2、3とか4、5、6とかそういう数字はわかりますけど、普通の話の中でたくさん数字が出てくるとき、結構難しいですね。 例えば、私、今イギリスに住んでいます。イギリスに結構長く住んでますけど、例えば、12万3456とかですね、英語で言われると結構、集中しないと聞き取れません。集中しないと、どの数字を言っているか分かりません。日本語は、例えば、今の数字だと12万3456ですね。12万でも英語の場合は123 thousandsと456。この数字の桁がですね、違います。桁はdigitですね。英語と日本語で桁が違う。 そこで、またすぐに、頭の中でコンピューターみたいにプロセスしないといけない。 だから数字は日本語と英語、あと多分、ヨーロッパのほかの言葉、日本語とドイツ語とかもですね、けたdigitが違うので、早くプロセスしなきゃいけない。これがやっぱり大変だと思います。 だから2番目のポイントとして、数字をたくさん練習する必要があります。例えば、ちょっと練習しますけど、今、ちょっと早く数字を言いますね。 143752899369517263 あの、普通に日本語のネイティブスピーカーには、早く普通のスピードで言ったスピードです。なので、すごい速く聞こえたと思います。今度はちょっとゆっくり言います。 14、37、52、89、93、69、517、263 こうやって少しポーズを入れてゆっくり話すと、さっき、一回目だと難しかった数字もまあ、2回目だと分かると思います。こうやってスピードを変えて練習するしかないと思います。 あとは数字、特に、あの、駅、電車のアナウンスが難しい。 これはですね、実は日本人でも難しいですね。聞き取りづらいです。すごい聞きにくいです。 例えば、駅のホームでよく使うフレーズ。車掌さん、train conductorとかですね、車掌さんって言いますけど、車掌さんが使うフレーズっていうのはいつも決まっているんですよ。 毎日10回とか100回とか、もういつも同じことを言っているんで、すごい速くなりますね。だから、例えば、よく使われるフレーズが 「まもなく1番線に急行中野行きが参ります。 10両編成で到着します。 ドアから離れてお待ちください。」 まもなくっていうのは、「すぐに」っていうことですね。すぐに、1番線=プラットフォームナンバーワン、1番線に「急行=エクスプレス」がきます。「まいります」って言うのは「きます」って言うことですね。今、東京の中野っていう場所を使いましたけど、中野に行く電車がまいります。「中野行き」がまいります。で、10両編成で到着します。10両っていうのは、電車のそのcarriageキャリッジが10個あることを10両って言いますね。で、10両でつながって、ひとつの長い電車になっています。それを10両編成と言います。10両編成で到着します。到着は「着きます、arrival(to arrive)」ということですね。だから普通に言うと、 もう一回言いますけど、 「まもなく1番線に急行中野行きがまいります。 10両編成で到着します。」 まあ、こういう感じの文ですけど、 いつも、もう10回、100回、1000回って言ってる車掌さんが言うと、「まもなく1番線に急行中野行きが参ります。10両編成で到着します」 こんな感じでですね、すごい早く、スムーズというか、ちょっと全部めちゃくちゃにつながって 聞こえる感じで言うので。今、私がそれでもクリアに言いましたけど、本当の駅のホームで使われるフレーズはもっと聞き取りにくいと思います。だから、これはちょっと日本人でも難しいって言うのが3番目のポイントですね。 あとは、数字難しいので、最後の4番目のアドバイスとしては、まあ、駅なら駅の場面を想像して、駅でよく使われるフレーズとか言葉を頭の中で準備しないといけないですね。なので、たくさん練習をしてよく使われるフレーズを覚えて、それで準備する。 例えば電車の乗り換え。最初の1番目の電車から2番目の電車にチェンジする時に乗り換えて言いますね。 電車に乗っているとき、その乗り換えのアナウンスをよくします。 例えば東京の近くにいるとして、東京の中で新宿っていう場所がありますけど、新宿行き乗り換え。 で、例えば新宿駅乗り換えは、「1番線から 13時56分。次の新宿行きは1番線から13時56分」 とかいう、例えば、アナウンスがありますね。 その時は数字だけ知りたい。数字っていう情報が大事なので、いろいろフレーズありますけど、例えば今、一番線から。 1番線から、って言った。その時も1っていう数字だけキャッチしようと、してですね、そこだけ集中する。 で、時間だったら13時。13時。 で、今の例ですと13時56分。13時56分という例がありましたけど、53のその13だけをフォーカスして13を聞くようにする。で、13時って言った時に、次の56分、その時間(hours)の後は分=minutesがくるので、それを頭の中で準備して、何時何分。そのフレームの中で何がくるか、どの数字がくるかっていうのを、もう準備しないといけないと思います。それが、まあ、 駅とか電車とか駅のホームとかですね、使われる数字を覚えられるように、わかるようにするアドバイスだと思います。 ちょっと難しい言葉が多かったですけど、わかりましたか?またわからなかったら、質問してください。 じゃあ、また今度。バイバイ。

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